
1999年の創業以来、当社は「最高(プリモ)の夢(おもい)を最高(プリモ)の幸(かたち)に」を経営理念として掲げ、ブライダルリングの企画・販売を行って参りました。この経営理念の背後には、「結婚するお二人に、人生で最も幸せな瞬間の想いを、指輪という形に変えて永遠に持ち続けて頂きたい」という考えがあります。お客様の価値観が多様化する中、その考えを具現化するためには、従業員一人ひとりがお客様のことを第一に考え行動することが大切です。そのような組織を構築する上で重要なのは、社員の採用と教育です。ダイヤモンドの原石のような仲間を採用すると同時に、教育によって磨き上げ、お客様の幸せをサポートさせて頂きたいと考えております。
当社を取り巻くマクロ環境や競争環境は依然として厳しく、楽観視することはできません。そうした環境の中、当社は経営目標である「婚約指輪・結婚指輪の成約組数NO1」の達成へ向けて、次の3つに経営資源を集中し、収益拡大を図ります。
第1に、出店による規模の拡大を図ります。現在、当社はアイプリモで57店舗、ラザール ダイヤモンド ブティックで10店舗、国内合計67店舗を運営していますが、出店の余地は多数あると考えています。前期はアイプリモ町田、アイプリモ新潟を出店致しましたが、今期もコンスタントに出店する予定です。第2に、アジアにおける事業展開を加速させます。前期末、台湾に次ぐ拠点として香港に現地法人を設立いたしました。来春には店舗をオープンさせる予定です。同時に、香港以外のアジア地域のリサーチ活動も継続的に実施します。最後に、プリモカレッジを始めとした各種研修をさらに深堀し、社員の人間力及び接遇スキルの向上を図ります。高額な商品を販売させて頂く我々の業態においては、販売サービスに関する研修が欠かせません。より多くのお客様からご支持頂けますよう、社員教育に注力致します。
少子高齢化という人口動態の変化はさることながら、婚約(エンゲージ)指輪購入率の継続的な低下は当社にとって喫緊の問題です。購入率低下の要因の1つとして、「プロポーズ」と「婚約指輪(エンゲージメントリング)」が切り離されて考えられている現状があると考えております。そうした状況を打開するため、前期から、「プロポーズ」をキーワードとして様々なイベントを企画し、実施して参りました。長期的な取り組みとなりますが、結婚する前には「婚約指輪を準備した上でプロポーズする」、という文化の再構築に尽力致します。
お客様、お取引先、株主を始めとする当社に関わる全ての皆様の多大なるご支援に感謝申し上げますと共に、今後ともご指導賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。